朗読劇『幸せの香り』オンライン配信記念インタビュー

2021.3.28に開催された朗読公演『幸せの香り』がオンライン配信決定!
(※チケット購入期限は5/31まで ※視聴期限は6/5まで)
そこで!この舞台の魅力を出演者にインタビューしてみました。
普段の楽しいキャラクターとは違いシリアスなテイストのこのお芝居。
一体どんなところが見どころでどんなところに苦労したのでしょうか?

○ あらすじ ○
中国茶専門店を営む堀崎と、失恋したばかりのりり子は徐々に惹かれあっていく。
一方、店の周辺では次々と失踪する理由のない人たちが行方不明になっていた。
大人のラブロマンスと絡み合うサスペンスが美しくも恐ろしいハーモニーを奏でる…

○ 出演:堀崎保(森田健一)桜坂りり子(広瀬蒼)仙川ノボル(神﨑斗羽)櫟海斗(みずやん)
○ 脚本演出:高山直美 ○上映時間:38分
オンライン視聴券1,800円

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堀崎保 役…森田健一

・稽古で大変だったところ
感情を爆発させるシーンがあるのですが、保の複雑な感情表現が難しく、何度も稽古を行いました。そのシーンは僕の中で課題にしてましたね🤔是非ご観劇頂いてご確認ください😊

・印象に残っているシーン
リリ子に遠回し?なアタックを仕掛けるシーン&リリ子に自分の気持ちを吐露するシーン

・自分の役への感想
こちらの保はとてもクレバーな人物で人を見抜く、見透かすような人でした。そして装う人。どんな人なのかは観劇してのお楽しみに♪役者の僕としては、この装うをテーマにしていましたね。
僕は普段物事をあまり深く考えない性格なのもあり大変な人でした。でも終わった後は彼が居なくなってちょっと喪失感がありましたね・・・
凄くいい役でした。演じさせて頂いてありがとうございます。

・他の役への感想
僕としては、普段とガラッと変わった、リリ子先生とノボルに注目ですね😁海斗さんは・・・へへへ♪

・本番で印象に残っている出来事
四人で一つの作品を作ろうという一体感を感じられたところ(まじめ)
緊張しすぎて冒頭では手の震えが止まらなかったです😭舞台上では自由に動けるという事に助けられていたのだなあと感じました🤔(おちゃらけ)



桜坂りり子 役…広瀬蒼

・稽古で大変だったところ
オンラインだけでの稽古は、皆さんとお会いしたことのない中で、微妙な間などを感じるのがとても難しかったですね。
でもとにかく仲間を信じて、自分も信じることと思って臨んでいました。
皆さんの進度がプレッシャーでした。

・印象に残っているシーン
りり子が一番欲しい言葉をもらった瞬間のシーンです。
私自身の体温が上がったのを覚えています。
この一言で人生が変わってしまうので。

・自分の役への感想
自分とは真逆の女性の役で、とにかく最後まで悩みました。どうしても理解し難いシーンで、さらっと演出家さんに言われた一言が全ての答えになりましたが、稽古中、爆笑になりましたね。とても愛おしい女性です。そして、怖い女性です。

・他の役への感想
元気な海斗さんは、ずっとそのままでいて欲しかったし、ノボルくんとなら、もしかしたらいい恋人になれたのかしら?保さんの一見穏やかに見えるところにりり子が何を求めたか。もう一度、台本を読み直し、聴いてみたいです。

・本番で印象に残っている出来事
本番で流れる曲が、とても癒しの曲だったので緊張しないな🎵と思っていたのに、知り合いのお客様の姿を裏から見つけた途端に緊張しました(笑)ちょうど目の前にいたお客様の反応が目に入った時に舞台って良いなと改めて思いました。



仙川ノボル 役…神﨑斗羽

・稽古で大変だったところ
稽古をする上で苦労したことは、こういった時期なのでしょうがないのですが、やはり全てオンラインでの練習だったということです。役柄的に感情が高ぶって気性が荒くなったり、大きな声が出たりするシーンが多かったのですが、何せ自分の部屋でやっているのでやりずらい部分も多くあり、親や従兄弟に心配されることもしばしばありました。また、後半にかけての動きや出ハケのタイミングは当日にしか確認ができず、多少の焦りもありました。

・印象に残っているシーン
もっとも印象に残っているシーンは、後半の○○(本番をお楽しみに)のシーンです。朗読劇ですが、後半にかけてのシーンだけは動きをつけて演じ、より熱の入った表現をすることが出来ました。そのシーンに関わる2人が目の前にいると思って演じました。実際には目の前にお客さんがいたが、上手いかは別として、それを感じないぐらい楽しくでき、非常に満足でした。機会があれば、全部セリフを覚えて、セットも用意して、実際に動きながらノボルという役に挑戦したいです。

・自分の役への感想
自分は気持ちを前面に押し出して、熱量高く演技するのは割と得意な方ではあったが、今回の役ではそれだけではなく、繊細な表現や感情の切り替えが求められており、非常に難しかったです。特に、前半の見ている人からは普通のノボルだが心の中では復讐心をもって店長を探っていたりするシーンや、後半の怒りを抱えながらでもそれを抑えて冷静に余裕そうに振る舞うシーンは何回も自分の中で確認しました。
普段は明るく元気なノボル、でものその裏には、店長への殺人欲や姉へのいきすぎた恋愛感情がある。そのギャップが難しかったです。

・他の役への感想
カイトは今回の登場人物の中で唯一まともな人であったが、周りに流されず非常に上手く演じられていました。カイトが幸せであればあるほど、最後の展開がより引き立つのですが、奥さんと再開したあとのシーンは、彼女との直接的な会話はないものの、しっかりとその幸せぶりが見え、素晴らしかったです。
また、保とりり子は、ノボルと同様、表と裏の顔がある役だったが、その変化をしっかりと演じ分けていたと感じました。保の後半の長ゼリフも一定ではなく波のある表現で楽しかったし、りり子も保に引けを取らないサイコパスぶりで香りが漂ってきて本当に素晴らしかったです。

・本番で印象に残っている出来事
1番印象に残っていることは、とにかく多くの人が来てくれたということです。いつも生配信見に来てくれる方や前の舞台でお世話になった方など、本当に色々な人に応援してもらえて、こういった時期だからこそ忘れがちな人とのつながりというものを改めて実感でき幸せでした。
本番は正直緊張してるつもりはなかったのですが、早口になったり、リハーサル以上に汗をかいたりと、どこか緊張や不安があったのかなと思いました。しかし全体を通して見てみると、普段顔も見ずオンラインでしか会話してない人同士がこうやって対面で一緒にお芝居をして、髪色なんかもイメージカラーで揃えちゃったりして、本当に楽しく充実した時間でした。



櫟海斗 役…みずやん

・稽古で大変だったところ
こういった舞台での演技自体が初めてだったのでお稽古は通して全て大変でした(笑)特に堀崎ちゃんとの掛け合いは、日常の無駄話から少しシリアスな部分、そして元気な中にチラッと見える悲しみと感情がコロコロ変わっていくので、皆さんからたくさんヒントを頂きながらもなかなか答えに辿り着けず大変でした。本番ではどんな海斗さんに辿り着けたかを是非見ていただきたいです。

・印象に残っているシーン
自分の役では無いのですがやはりクライマックスにかけての店長とノボルくんのシーンが非常に印象的でした。この演出を僕は本番前のお稽古で初めて知ったのですが、1番最初は舞台袖で聴いていて何か起きたかと思いましたね(笑)すぐに客席に出て一番最初にそれを見た時の驚きはやはり朗読劇全体でも1番印象的なシーンでした。

・自分の役への感想
とにかく素直な役でした。自分の楽しいこと、嬉しいこと、悲しいことを素直に表現する役だったので自分の感情を全力で出しました。他のキャラクターに比べて持っている悩みの規模も我々一般の人とほとんど変わらない点からも人間味の溢れるとても面白いキャラクターでした。

・他の役への感想
一人一人がとても重い悩みや秘密を持っているので全てのキャラクターがとにかく魅力的です。演者の皆さんが日常の中に隠れる非日常感をとてもリアルに演じているので「ひょっとしたら友だちのあいつもこんな事をやってるんじゃ無いか?」と、ついつい思ってしまうような面白いけど怖いそんな魅力的なキャラクターたちが揃ってます。何度見ても飽きないですね!

・本番で印象に残っている出来事
当日の本当に本番直前に気がついたのですが…僕一番最初に声を出すんですよね(笑)zoomでの稽古の時はなんにも気にせず出来ていたのですがそこは舞台の上の魔法で…どんどん緊張していっちゃうんです。これが一番印象に残ってます。本番前は一生懸命深呼吸して脱力するように体操をして緊張を出さないように頑張りました!
なので今回はいつものヘラヘラ能天気な僕の海斗さんとは少し違うちょっぴりピリッとした特別な仕様です!


この中に殺人者が二人…朗読劇『幸せの香り』予告編
朗読劇『幸せの香り』予告編

過去2回上演されその匂い立つ妖しさで話題になった『幸せの香り』の朗読を
アニメ「いつものカフェ」声優陣が皆様の前に素顔で登場しお届けします!

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